上の写真は親子丼。左が醤油、右が塩。下はトロサーモン刺身。
【生筋子のばらし方】
・適当な網を用意。左は魚焼き用の網(本来下にある汁受けは外してます)、右はアジの開きかなんかを買った際のトレイというかザル。網目の幅は2cmくらい。
網は細くて硬い方がばらし易いです。で、ウチでは魚焼き網使用。
※北海道ではフツーにばらし用の網が売られていますが、適当なもので代用できますよ、ということで。テニスやバドのラケット使う方もいるらしい…(確かにガットは緩まなければばらし易かろう。長い柄は邪魔だろうが)。
・薄皮に切れ目を入れます。ふた腹くっついた状態なら切り離し、その切れ目から縦に開きます。
・ザルなどの上で、開いた面を網にがしがし擦り付けてばらします。卵の膜は意外と丈夫なので、あんまり怖がらなくても大丈夫。
・塩水を用意。海水程度(舐めたら結構辛い)の冷水。
・ばらした筋子を洗い、ざっとかきまぜたらザルにあけ、また新しい水で洗う、の繰り返し。水の濁りがなくなるまで5~6回くらい。
※初回は必ず塩水で。あとは真水でもいいですが、決して長時間浸けてはいけません! 浸透圧の関係で、膜が硬くなります。
※潰れた膜や血(血管)は、残っていると生臭くなるので、できるだけ除きましょう。
・綺麗になったらザルにあけ、水切り。30分くらい放置。で、下処理終了。
では、浸けます。
まずはポピュラーな醤油漬け。ウチのは甘め(味醂も同割)。味見して加減を。
【いくら醤油漬け】
・醤油、酒、味醂を1:1:0.5~1の割合で混ぜます。800gくらいの筋子で各50ccくらい。
※アルコールが気になる場合は煮切って冷まします。
・いくらがひたひたになる程度に注ぎ、半日くらい冷蔵庫へ。味がしみたら完成。
次は塩漬け、というか塩水漬け。醤油漬けよりも、いくら本来の味が楽しめます。
【いくら塩漬け】
・舐めてみて「辛いかな?」と感じるくらいの塩水(海水くらい)を作り、一度沸騰させ、冷まします。
・いくらがひたひたになる程度に注ぎ、半日くらい冷蔵庫へ。味がしみたら完成。
はしりは高い、末では硬い。安くて膜も柔らかな美味しい時期を見計らって、大量買いしたら冷凍してお正月用にv
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